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お知らせ : 「共生社会と宗教を考えるフォーラム(3/6)」を開催します!
投稿者: ゲスト 投稿日時: 2011-2-10 19:24:16 (4440 ヒット)

「共生社会と宗教〜利他の実践は社会を救済するか」をテーマとしたフォーラムに、きょうとNPOセンターも実行委員会に参画し、以下のとおり開催します。
 ぜひご参加ください。

2010年11月に、国際標準化機構(ISO)が社会的責任(SR)の実施に関する手引きを定めた国際規格(ISO26000)を発行しました。これは宗教団体も例外ではなく、実際に近年は宗教教団、寺院、教会などの社会貢献に注目が集まっています。
一方、阪神・淡路大震災を契機として、日本におけるボランティア活動やNPOの実践はいっそう活発になっています。欧米では、宗教組織がNPO活動に多くの資源を提供していることはよく知られるところです。「利他」(他者に対し施すこと)をキーワードとして、市民活動のミッションと宗教的利他主義の距離は接近しつつあると言えるのではないでしょうか。
9.11NYテロから10年。世界的に「共生」が問われる現代、宗教の役割とは何なのか――。本フォーラムでは、社会貢献ならびに社会的責任の概念を基軸として、キリスト教、仏教、新宗教の境界を超えた、対話と創造の場を生み出します。この議論が、現代宗教を解くひとつの指標となることを願ってやみません。

「共生社会と宗教を考えるフォーラム」
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共生社会と宗教 〜利他の実践は社会を救済するか?〜
The Forum for Diversified, Inclusive, Symbiotic, Harmonic Society in good Faith
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「社会通念に照らして、困窮あるいは不利な状況にあると判断される他者の援助を目的とした活動」が今、求められている。『社会貢献する宗教』(世界思想社)

宗教には社会性、互恵性が内在する宗教の、新しい動態。
それは「教えの共同体」から「信の共同体」を求めた宗教の問い直しの運動でもある。
様々な宗教に説かれる「宗教的利他主義(altruism)」は、現代にどう響くのか?
今後、既成伝統宗教教団や新宗教・新興教団の区別なく、
宗教の社会貢献は単に「社会的善行」というレベルを超えて、
現代宗教のあり方そのものを変えていく大きな要素となるか?
宗教団体は社会事業に用いる人材と資金をどのように集め、また活かすのか?
「社会貢献する宗教」の編著者を中心に、宗教系大学等からの研究者による対話と、
「共生・地域文化大賞」(主催:浄土宗)を受賞した宗教者らの実践を通して、
市民社会の公益的な視点から、宗教の社会貢献をとらえなおす。

2011年3月6日(日)13:00〜17:30
【入場無料】※事前申込制
<広く一般市民対象です>(学生、市民、宗教者等)

13:10〜 《基調講演》
「現代宗教に、社会貢献を問う」

13:45〜 《事例発表》
「共生社会への補助線を求めて」

森松 長生(認定NPO法人北九州ホームレス支援機構常務理事)
【第3回共生・地域文化大賞受賞】
1960年生まれ。西南学院大学神学部在学中に、福岡のホームレス支援にボランティアとして関わる。日本バプテスト連盟 恵泉バプテスト教会副牧師をスタートして、九州管区の教会に牧師として配属、2004年からは、北九州ホームレス支援機構専従職員に。ホームレス自立支援センター北九州主任生活相談員社会福祉法人グリーンコープ、日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会協働牧師などを兼務する。

吉水 岳彦(浄土宗教師・社会慈業委員会ひとさじの会事務局長)
【第3回の助成団体「NPO法人新宿ホームレス支援機構」と連携】
1978年生まれ。全国青少年教化協議会において電話相談員の研修を受けるかたわら、NPOもやいの生活困窮者葬送支援・お墓プロジェクトにかかわる。2008年に自坊光照院に「結の墓」を建立。2009年から、浄土宗有志と「ひとさじの会」(社会慈業委員会)を発足させ、生活困窮者の葬送支援や浅草・山谷地域における炊きだし夜回りなどに取り組む。

渡辺 順一(金光教教師・支縁のまち羽曳野希望館代表)
1956年生まれ。2003年にsoul in 釜ヶ崎(野宿者問題を考える宗教者連絡会)を発足させ、教団を超えた宗教者ネットワークとして活動を展開する。その活動は「貧魂社会ニッポンへ」にまとめられている。同会には、既成仏教の僧侶も数多く参加、その交流がベースとなって、さらに各地域に特化した「支縁のまちネットワーク」が各地に発足している。

※「共生・地域文化大賞」は社会問題の解決に取り組む市民活動団体を表彰・助成している事業で、支援する事業で、2001年の元旦に発表された「浄土宗21世紀劈頭宣言」の実現のために、2007年に2011年に迎える「法然上人800年大遠忌」の記念事業として創設されました(事務局:NPO法人きょうとNPOセンター)。これは、浄土宗の宗祖、法然上人の説かれた「愚者の自覚」に立ち返って、多様な社会問題を解決すべく平和、環境、倫理、教育、人権、福祉などの諸問題に取り組まなければならない姿勢を実践に移しているものです。詳細は特設ウェブサイト「http://tomoiki.jp」をご覧ください。

15:30〜 《パネルディスカッション》
「共生社会における宗教の役割」

稲場 圭信(INABA, Keishin)
1969年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科准教授。ロンドン大学大学院博士課程修了。博士(宗教社会学)。研究分野は現代宗教、宗教的利他主義、宗教の社会貢献。著書に「スピリチュアリティの社会学」(共著・世界思想社)、「思いやり格差が日本をダメにする」(NHK出版)など。

小原 克博(KOHARA, Katsuhiro)
1965年生まれ。同志社大学神学部教授。博士(神学)。インターネット等を用いた比較宗教学等の講義手法などが全国的に注目されている。同志社大学一神教学際研究センター長。京都・宗教系大学院連合の設立に尽力(元事務局長)。近著に「宗教のポリティクス」(晃洋書房、2010年)など。日本基督教団牧師。

櫻井 義秀(SAKURAI, Yoshihide)
1961年生まれ。北海道大学大学院教授。博士(文学)。研究分野は、アジア社会研究。著書に、「東北タイの開発と文化再編」(北海道大学図書刊行会)「カルトを問い直す」(中央公論新社)「カルトとスピリチュアリティ」(編著・ミネルヴァ書房)「霊と金」(新潮社)など。現在、「宗教と社会」学会会長。

深尾 昌峰(FUKAO, Masataka)
1974年生まれ。滋賀大学大学院教育学研究科修了。大学院在学中、きょうとNPOセンターの設立に参画し、以来、2009年まで事務局長。浄土宗の共生・地域文化大賞設立にも尽力。現在も同センターの常務理事を務めつつ、公益財団法人京都地域創造基金理事長や龍谷大学法学部准教授等、多彩な分野で活躍。

山口 洋典(YAMAGUCHI, Hironori)
1975年生まれ。同志社大学大学院総合政策科学研究科准教授。大学1回生のとき、阪神・淡路大震災でボランティア活動の奥深さを実感。立命館大学大学院理工学研究科修了後、財団法人大学コンソーシアム京都事務局を経て、2006年に大阪の大蓮寺の塔頭、應典院の主幹に着任、得度。浄土宗宗徒。


同志社大学寒梅館
http://www.doshisha.ac.jp/access/ima_access.html
京都市営地下鉄烏丸線「今出川」下車
(2)番出口より北へ徒歩1分
※公共交通機関でお越しください


お申込み・お問合せ
NPO法人きょうとNPOセンターまで(1)ご所属、(2)お名前、(3)申し込み者連絡先(電話&メール)をご連絡ください。
〔連絡先〕 電話:075-353-7688 FAX :075-353-7689 電子メール:info@npo-net.or.jp

主催 「共生社会と宗教を考えるフォーラム」実行委員会
(同志社大学ソーシャル・イノベーション研究センター・浄土宗・NPO法人きょうとNPOセンター)
共催 「宗教と社会」学会「宗教の社会貢献活動研究」プロジェクト


本フォーラムは同志社大学研究開発推進機構ソーシャル・イノベーション研究センターの第4部門「公共宗教論を踏まえた宗教施設の拠点化に関する実践的研究」の一環として実施されます。

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